2009年5月20日水曜日

なぜ年をとると1年は短く感じるのか

こんばんは。

30代も半ばを過ぎ、お腹の脂肪も気になりだし、
すでにオッサンの会長、永原です。

子供のころの1年と、今の1年を比べると、
感覚的に明らかに今のほうが短い。
これは、皆さんも感じられていることと思います。

これはなぜでしょう?
子供の脳の記憶容量が大人よりはるかに大きいのでたくさん記憶できるから?
5歳の1年は人生の20%だけど、37歳の1年は3%弱だから?

実は、生物学の理論を用いてもっと明快に説明できるのです。
(「動的平衡」、福岡伸一、木楽舎)

私たち人間の新陳代謝の速度は、加齢とともに遅くなります。
これは、生物学における厳然たる事実。
新陳代謝の速度が遅くなるとどうなるのか。
体内時計の進行(主観的な時間の感覚)が遅くなるのです。

体内時計の進行が遅いと、主観的な1年の長さは長くなります。
すなわち、5歳の子供にとっての1年の長さと37歳にとっての1年の長さは、
感覚的には37歳のほうが長い。

あれ?反対じゃない?

私もそう思いました。しかし、違うんです。
物理的な1年の長さは、5歳にとっても37歳にとっても同じ。
だから、37歳の体内時計で計って、たとえば「まだ半年ぐらいかな」と思っていても、
物理的な1年はもう過ぎてしまっているのです。

だから短く感じる。

新陳代謝の減速の大きな原因は運動不足です。
いわば、この私のお腹のたるみは、
私の主観時間を吸い込んで大きくなったものだったのです。


動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか
福岡伸一

木楽舎 2009-02-17
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2 件のコメント:

imamura さんのコメント...

「お腹のタルミ」共感…

Nagahara さんのコメント...

今日は吉田~烏丸丸太町を徒歩で往復しました。
しかし依然タルミはたるんだままです。。。