2011年2月21日月曜日

ICTイノベーション2011と超交流カフェとビブリオバトル

こんにちは

総務のです。

先日、2011/2/18に時計台にてICTイノベーション2011/が開催されました。

情報学研究科や学術情報メディアセンター、京大 産官学連携本部 が主催している、学生や企業や研究者などいろんな人が訪れるなかなか楽しいイベントです。(修論公聴会1日後に発表するする人はしんどそうでしたが・・・)

この中でぼくが参加していたポスターと同窓会の超交流カフェで開催してみたビブリオバトルについてちょっと書いてみます。

情報学ビブリオバトルはGCOEの若手プロジェクトで、研究科のコア間連携を狙ってビブリオバトルという書評会をやっていこうという計画です。

ビブリオバトルは参加者が各自本を持ってきて5分間話すという単純なルールながら、終わった頃には初対面同士でもとても話が盛り上がったりしてしまう不思議なおもしろさがあります。

これを数理の中村研の誉田さんや社会情報、田中研の高橋さんと一緒に、研究科を盛り上げる一助になれば!というのが少しと、本好きで集って楽しもうって気持ちでやっています。

現役の学生の方は毎回メールがとんできて迷惑だったかもしれませんが、工学部10号館や中央食堂で、専攻や学年やもう学校まで越えていろいろ交流できました。参加してくれた方はありがとうございます。ぼくらが主催するのはたぶん3月で最後ですが、人が集ればできるのでぜひやってみませんか。なにかやりたいけど良くわかんねえ、って方がいれば手伝いに飛んでいくので連絡ください。

そして、この情報学ビブリオバトルを、ポスターでほかのガチな研究に混じって出したりしたのですが、企業の方や教員の方などいろいろな人に声をかけていただいて、議論もでき、なかなかに楽しかったです。実はポスターセッションは初めてだったのですが、ポスター出している人とも交流できてなかなかいいですね。


ビブリオバトルの様子

そのあと、ICTイノベーションの終盤に超交流カフェでビブリオバトルを開催しました。今回は、25人ほどの人に集っていただき、なかなかレベルの高いビブリオバトルができたと思います。特に複雑系専攻の永原先生(情報学同窓会前会長!)と知能情報専攻の角先生も本を紹介していただき場が沸きました。
5冊の本を抑えて、永原先生の「円周率を計算した男」は江戸の和算のすごさを感じるノンフィクションで、自分の研究スタイルにも影響しそうです。

ビブリオバトルは次回、インタラクション2011内で開催されます。
http://www.interaction-ipsj.org/2011/bibliobattle.html
もし機会があればぜひ参加してみてください!


さて、ちょっと自分の話はおいといて、ICTイノベーションを時系列で概要的に話していきまう。

午前中はM1向けの就活セッションでした。企業と学生がわりと近い距離で話せてるようで毎年好評のイベントです。というよりぱっと見たところ学生より企業さんのほうが多かったような・・・。彼らは就職氷河期なんてどこ吹く風なのでしょうか。ちょっとモッタイナイ。

そのあとは口頭発表とパネル・デモ展示でけっこうせわしかったです。そして情報学シンポジウム「生物のアルゴリズム」が併催されていました。
なかなか興味深い感じですが、聞けませんでした。これからは生物の動きからアルゴリズムを学ぶ時代に・・・なるのでしょうか。

ここで同窓会では超交流カフェを開いていました。お茶とお菓子を提供するフリーの休憩スポットです。
本会場のほうがおもしろかったのかあまり人の入は良くなかったですが、ぱらぱら来て、くつろいでくれたおうに見えます。ビブリオバトルもここで開催し、いつもの超交流カフェとは違う雰囲気になりました。

懇親会はラトゥールでありました、ブース出展の特典で交流会参加費免除、今まで一度も行ったことがない高級レストラン。うぇーい。就職してしばらく会っていなかった研究室の先輩やおもしろいポスターを貼っていた人に話せて良かったですが、なかなか話しかけにくいですね、ぼくのチキンさの問題かも。。

ICTイノベーションについてはおしまい。

それと、最後に友人がつくったサービスの宣伝をしてみます。システム専攻の曾川くんや前回の超交流会でLivecodingを主催してくれた西村くんを中心として京大で毎週末のように開発合宿をしてつくったサービスです。
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(スマートフォンで使うこと推奨です。ページ下部のQRコードからアクセスできます。)
これは人の「出会い」を記録するサービスで、出会いをもっと楽しくする可能性をもっています。よければぜひ使ってみてください!


(いつものように冗長なブログですね。。。イベントの報告難しい・・)